初心者さん、浴衣についてのご質問あれこれ
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こんにちは。
着付け&キモノナビゲーターのかほです。
はじめてさん&初心者さんがよりキモノを楽しむお手伝いをいたします。
浴衣について、初心者さんからあここれご質問をいただきます。
特に多いご質問とその答えをご紹介いたします。
どうやって洗うの? クリーニング?
一番楽ちんなのはクリーニングです。汚れも落としてくれて、アイロンもきちんとかけてくれて、次に着るときには新品のもののように心地よく着ることができます。
※ただし、絞りの浴衣は要注意! アイロンはかけてはいけない浴衣ですが、慣れていないクリーニング屋さんだとしっかりかけちゃうことも(汗)。
でも、いっぱい着たい!人だと、着るたびにクリーニングに出すのは大変ですよね。浴衣のクリーニングは3000円ほどしますので、クリーニング破産しちゃいます。
ということで、わたしは家で洗っています。
洗う方は二種類。
「手縫い・絞りの浴衣」……手洗い(押し洗い)またはたたんでネットに入れ、洗濯機のソフト洗い
「ミシン縫いの浴衣」……たたんでネットに入れ、そのままふつうの洗濯物と一緒に洗濯機へ。
脱水が終わったあとはすぐに干します。
アイロンは必要なこともありますが、すぐに干せば皺も少なく、アイロンかけもらくちんです。
干す場所が許せば、脱水は軽く(またはほとんどなし)、水が滴る状態で干すとしわがなくなります。
着物用ハンガーがあると便利ですが、物干しさおに袖を通しても大丈夫です。洋服用のハンガーは肩の部分に変な折り癖が付くのであまりお勧めはいたしません。
丁寧な人だと手洗い(押し洗い)をされる方も。
浴衣の種類によって洗い方もわけると安心ですよ。
詳しくはこちらをご覧くださいね
おうち洗濯派の方は、浴衣用の洗濯ネットがあると便利ですよ♪
足元はやっぱり裸足?
浴衣といえば、裸足に下駄。
でも、よそのお宅に上がる可能性があるときなど、裸足では抵抗があるときがありますよね。素足を晒なくない!人もいるかも?
だからといって、ふつうの足袋では浴衣にはちょっと重いし、暑いです。
そんなとき便利なのが「レースの足袋」です。ほどよく肌をカバーして見せてくれながらも、ちょっと素足っぽい。
二重レースのものより、レースだけの透けて見えるタイプが涼しげです。
家にあがるときにも、裸足ではちょっと抵抗があるなというときにもぴったりです。
浴衣のときにも補整は必要?
浴衣は着物のように下に長襦袢を着ません。その分、着物よりも浴衣の方が体のシルエットが丸わかりになってしまいます!! 胸やお尻が悪目立ちしてしまうこともあるので要注意です。
また、身体の凸凹があると、襟元がはだけやすくなり、着崩れのもとにもなります。
だから、浴衣こそ補整が欲しいところです。暑いからとさぼると、身体のラインそのままのなまめかしいシルエットになってしまうので要注意ですよ。
補整は家にあるタオルで大丈夫です。もしもあるようなら、麻のタオルを使うとちょっとだけ涼しいです。
暑いなという方は、通気性のよいへちまを使った補整がおすすめです。
昔の浴衣、古臭い?
いえいえ、そんなことは決してありません! むしろ、長く着られることがキモノと洋服の違うところです。浴衣や着物にも多少の流行や流行り廃りはありますが、基本的に昔ながらの柄行きは今でも店頭に並んでいます。
昔の浴衣の方が生地も染めも仕立も良いことが多いです。「古臭い?」なんて思わずに、いっぱい着てくださいね。
もし、ちょっと今風にしてみたければ、帯をモダンなものにしてみたり、小物使いでアレンジするのもおすすめです♪
やっぱり、小物は浴衣用じゃなきゃだめ?
いえいえ、そんなことはありません♪ 浴衣用のカゴバックや草履があれば素敵ですが、なければあるもので代用しましょう。。
バッグは洋服用のものでOK。夏向けの素材のものがあればなおよし! ただし、肩から下げると衿元がくずれますので、手持ちのバッグにしてくださいね。
下駄がないようなら、サンダルやミュールでも大丈夫。アジアンサンダルでもかっこいいですよ。
ヒールがついたものは浴衣ではちょっと歩きにくいのでご注意を。そんなときには、浴衣を短く着付けるのがおすすめ。ワンピース風に着ると歩きやすくてヒールにも似合います。
着付け教室【ふぇりちた】では
通年浴衣レッスンを行っています。