浴衣は家で洗える? どう洗う?
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こんにちは。
着付け&キモノナビゲーターのかほです。
はじめてさん&初心者さんがキモノを
楽しむお手伝いをしています。
夏にはぜひとも楽しみたい浴衣。花火にお祭りにと、活躍の場もいっぱい! いまはお手頃な浴衣もたくさんありますから、気軽にどんどん着たいですよね。
では、着たあとのお手入れはどうしたらいいでしょうか?
夏は汗もかくもの、一度来たら、さっぱりとさせたいですよね。とはいえ、よく着る方であれば、そのたびにクリーニングに出していたら大変です。
浴衣は家でも洗えます。わたしは横着ものなので、とにかく「簡単に気軽に!」をモットーにしています(笑)。浴衣もしかり。
そんなわたしのちょっと横着な浴衣のお手入れ法をお伝えいたします。
簡単に気軽に洗って、浴衣をたくさん楽しんでくださいね。
浴衣に合わせて洗い方を変えましょう
家で洗えれば、浴衣ももっと気軽に楽しめますよね。
でも、せっかくの浴衣を痛めてしまわないよう、種類によって洗い方を分けるのがおすすめですよ。
大きな分け方は仕立て方です。
1.ミシン仕立
2.手縫い仕立
詳しくはこちらもご覧くださいね。
ミシン縫いの浴衣
お手軽価格に多いのがミシン仕立の浴衣です。
ミシンは縫い目がとても丈夫です。だから、洗濯機でがんがん洗っても大丈夫! 大丈夫でした(笑
浴衣はそのままではなく、キレイにたたんでネットに入れて洗いましょう。色落ちさえしなければ、普通の洗濯物と一緒に、普通の洗い方で大丈夫ですよ。
「それではちょっと心配」な方は、他の洗濯物とはわけてソフト洗いをしてくださいね。
手縫いの浴衣
柔らかくて着心地のいいのが手縫いの浴衣。
でも、ちょっとだけミシン縫いよりも縫い目が弱いのが玉にキズ。洗う時のもちょっとだけ気を付けてあげましょう。
ミシン縫いのものと同じく、ネットに入れて洗濯機でもまずは大丈夫ですが(大丈夫でした 笑)、少しだけ丁寧に「ソフト洗い」「ランジェリー洗い」をセレクトいたしましょう。
浴衣だけで洗ってあげるのがいいですよ。仕立に関わらず、色落ちしそうなものも個別に洗いましょう。
とはいっても、手洗いが一番浴衣に優しいのです
手軽に簡単に、がモットーであるのですが、ぜいたくを言えば手洗いが一番優しいのは確かです(笑
高級な素材のものは生地の痛みを少なくするためにも、たっぷりの水で優しく押し洗いをしてあげましょう。特に浴衣は伸びてしまいますから手洗いで洗ってくださいね。
普通の洗剤も大丈夫ですが、おしゃれ着洗い用のものを使ってあげるとより浴衣に優しいですよ。
干し方も大切
洗濯機で洗う場合にも、脱水は少なめに。色があせないように、陰干ししてあげましょう。水がぼたぼたと滴るぐらいの状態だと、干している間に皺もとれます。
ハンガーは着物用のものを使いましょう。着物用のハンガーがない場合、竿に袖を通して干すといいですよ。
通常のハンガーを使用すると、肩の部分におかなしな跡がついてしまうので気を付けてくださいね。
干すときにできるだけ皺を伸ばます。
着付け教室【ふぇりちた】では「実践的な着物のお話」もレッスンでしています。